2008年9月13日土曜日

パナソニック 3.1chラックシアターとキュビオス


今回、西原工房のお薦め商品は、パナソニック 3.1chラックシアター HTR310-Kです。キュビオスの標準(1200タイプ)のAVラックユニットも新しくなって、とても使い易く改良しています。高さ444mmで上段は2台のAV収納で下段は引き出しが2杯ついております。下段の引き出しは、DVDメディアが66枚づつ、132枚収納できます。(通常の大きさのメディア)
キュビオスAVラックユニット1600タイプは上段3台のAV収納で下段はDVDが、180枚収納可能。
でも、「テレビ台に定価99,960円(1200タイプ)は高すぎるのでは?」と言う、お客様のご意見も残念ながらチョイチョイ耳にします。(西原工房通常価格43%OFFでも約56,800円)

そこで、パナソニック 3.1chラックシアターはいかがでしょう?
アンプ内蔵3.1CHスピーカー内蔵で、勿論VIERALINK搭載です。
HDMIケーブルで繋ぐだけで、3.1chのドルビーバーチャルスピーカーで総合出力285Wの高出力アンプを内蔵しているので、映画はもちろん、いつものテレビ番組も、臨場感と迫力あふれる音で楽しめます。
このスピーカー内蔵テレビラックは、もうひとつ、パナソニックならではの機能があります。
オプションのワイヤレス リアスピーカーキット(別売)とリアプピーカーを購入すれば、本格的な5.1chサラウンドへ手軽にシステムアップできます。(スピーカーはお手持ちの物でも大丈夫)
さらに、ブルーレイディスクソフト「7.1chリニアPCM」音声入力も、より臨場感あふれるサラウンドで再生できます。

(西原工房では、パナソニック 3.1chラックシアター80,000円にてご提供いたします。)

西原工房



2008年9月10日水曜日

キュビオスは戸境壁や構造壁には付けられない?

キュビオスを問わず、壁面収納は基本的には壁固定が必要になります。
「天井いっぱいだから倒れない、天井と家具が隙間があくから倒れる」これは、転倒するかどうかであって、施工できるかどうかではないです。

どんなに、天井まで隙間なくプランニングしたところで、天井や袖壁や床など、何れかには固定が必要です。
例外はありません!!職人さんは、どこかに固定用のビスを打ちます。
完全なフリーの状態では(置いただけ)、大きな地震で数ミリ前に動いただけで、扉(扉の目地)は狂ってしまいます。最悪扉が開かなくなったりします。
危険とは言いませんが、不安定だと思います。


>「壁から壁までピッタリだから、天井までピッタリだから、固定はしなくても倒れない。」
この発想は、最近転倒防止の段ボール箱を食器棚に置いて転倒を予防する防災グッズが売ってますけど、その発想ですね。

例として、
家具の背面に力(この場合横桟30×40)渡し、一つ一つのユニットが前に出てこないように固定(これは、よじれを防止するためです。)
側面に当たる壁に固定、天井に下地を組んで天井とユニットを固定
これで、完全に固定されると思います。突っ張るので無く、固定します。

基本、壁固定が前提として商品は設計されていると思います。これは、プランによっては、吊り戸棚とローボードのプランの場合や、両側面に壁がなく、キュビオスと天井までがオープンのプランの場合(背面にしかユニットが触ってない)、壁固定しないと施工できないという事です。
どこのメーカーの壁面収納家具でも一緒です

大手(この場合パナソニック)になればなるほど、危機管理ができていますので、グレーな場合の施工は責任問題になるので、ショールームのお姉さん方は、そういう対応(できません一点張り)教育になってしまうのではないでしょうか?

結論としましては、購入する販売店や工務店が、新築のマンション(最近のマンション)での管理規約等を理解した上で、施工実績を重ね、対応できるだけの技術力が有るか無いかですね。
購入店に相談する上で、どんだけ最近の高層マンションでの施工実績があるか聞いてみるのも、販売店探しのヒントになるのではないでしょうか?
キュビオスは壁固定が基本になりますが、「高層マンションの戸境壁や躯体壁には取り付けできない」と言うのは、全く、間違った情報です!!


カタログからの抜粋です。
「壁固定が基本です。」「キュビオスの据え付け工事の可否の識別は標準的な躯体においての参考となるものです。工事を可否するものではありません。実際の工事可否の判断は専門の工事店に現場の躯体種別、状態を確認頂いた上で、工事店に判断いただくこととなります。」


最近の、西原工房の新築マンションでの施工実績 

施工実績

2008年9月9日火曜日

TOTOバーセア INAXセライージーって良いですよ。


人気のバルコニータイルですが、「良いですねー」
我が家でも先日施工して使って見ています。でも残念ながら、我が家のバルコニーはバルコニーっていうほど広くないので(ベランダ?)デザインするほどではないのが残念です。
最近のマンションは、バルコニーがとても広々していて、浦安あたりの海が眺めるバルコニーはとても羨ましく思います。あの広いバルコニーにはやっぱりバーセアセライージーと言った、バルコニータイルが生えますね。椅子やテーブルを置いて夜ビールなんか飲んじゃうんでしょうね。ホント羨ましいです。
せっかくの広いバルコニー。バルコニータイルでコーディネートお勧めいたします。
西原工房では、せっかくなので色々デザインを考えてみました。写真のように大き目の玉砂利とコーディネートしたり、ウッドチップをあしらって見るのも素敵だと思います。合わせて植木鉢や大きめのプランターを置かれても素敵ですね。(土が流れるので受け皿は必要ですけど)

西原工房では、バーセア平米13,000円~(経費込)施工いたしておりますのでどうぞご相談ください。勿論、採寸お見積もりは無料です。
バーセア セライージーの施工は西原工房にお任せください。

2008年9月8日月曜日

パナソニックキッチン リビングステーション

パナソニックのシステムキッチン リビングステーションが発売されました。

これまでに無い、新しい発想が色々織り込まれております。
調理機器は、3口IHトリプルワイドです。魚焼きのグリルがなくなりまして、カウンターの段差は何とCD一枚分でほんとに段差がなくなりました!
魚もIHで焼きましょうと言う事で、焼き方のご提案もするみたいですね。


フッ素コーティングされたレンジフードですが、これが凄いんです!中のファンまでフッ素コーティングされていまして、油を飛び散らせて油汚れが落ちてくる仕組み。研修では、開発者が落ちすぎて垂れてくるんではと心配していたくらいです。従来品では、ファンがどうしても外しづらく、お掃除がなかなかできませんでしたが、今度はワンタッチで外せてお掃除が楽です。
私個人の意見は、バッフル板の大きさがもっと小さくできれば、食器洗い機に入るんではと、いつも思います。どっかのメーカーさん作ってくださいね。

気になるのが、カウンターシンクです。
これは、私的には2段階進化していると思います。ステンレスと人大のつなぎ目部分が隙間なくできている事と、排水金具が一体成型でできていることで、シンク周りのお掃除がとても楽になりました。
勿論、人大のシンクもチョイスできますので、ヤマハさんには脅威でしょう。

フローリング フロアーコーティングについて

床材にもいろいろあります。

1合板につき板(薄くスライスした天然木)を張った物(厚み13mm程度)
2合板にプリントシートを張った物(厚み12mm程度)
3合板にプリントシートを張ってフィルム処理をした物(厚み13mm程度)
上記で機材が合板では無く、MDFが基材の物(厚み10mm程度)
4基材に、メラミンを張った物
5無垢のフローリング(厚み15mm以上)

最近は、1から3がほとんどです。
最近のフロアーコーティングは、塗装とお考えください。
1のフローリングはつき板なので、コーティングをしてしまうと、長所である質感が全く違うものになりますのでお勧めできません。
1-2年では落ちませんが、質感も違った物になってしまう物も多いです。

2のフローリングは、比較的安い材料ですので、安い素材に高価なコーティングは勿体ないと考えます。その予算があるのであれば、使うだけ使って、張り替えをお勧めいたします。

3のフローリングは、元々コーティングをする必要が無いフローリングです。
フィルムでコーティングしているからです。
施工は、床板の貼り合わせの部分も、コーキング処理(防水処理)する事が条件になりますが、手間がかかる作業なのでやらない会社もあるようです。(ほとんどかな?)


4のフローリングは、表面は頑強で、耐熱耐水性に優れております。が、残念ながら、日本の湿度にマッチしません。どうしても、湿気による、基材の収縮率と表面のメラミン材の収縮率が合わないので、肌別れする可能性が大きいです。

5の無垢のフローリングは、良し悪しが極端に多いです。
一般に無垢のフローリングは、何年も乾燥させた無垢材をフローリングに加工しますが、乾燥が足りなかったりしたフローリングは、伸び縮が激しいので、突き上げが生じます。
マンションは、乾燥する部屋と湿気がたまるお部屋が混在しますので、無垢材のフローリングはお勧めいたしません。
乾燥が十分できていないまま製品にしたり、出荷する業者もあります。(これは見た目では分かりません。)
通常、無垢材のフローリングの施工は、フローリング材搬入後、梱包を解いて、その部屋の湿度になじむように最低でも1週間は放置しておくこと。(湿度合わせをすると、反りが出てきて使えない材料も出てきます。)
張る時は、「かちこみ」(隙間なく張る事)は厳禁。名刺2枚位の隙間を保ちながら張っていきます。できれば、オイル系のワックスを裏表に施して張ったほうがいいです。
隙間や、突き上げ、節、ささくれ‥気にする日本人向けでは無いです。


長々、書き込んでしまいましたが、結論から言うと、使われているフローリング材次第です。
私は、本職の立場で、フロアーコーティングも取り扱いはありますが、万人にお勧めできる商品ではありません。いくらコーティングしていても、傷には勝てません。
フローリングを長持ちさせるコツは、
1家具にはフェルトを付ける。
2水ぶきの後は、必ず空ぶきする。強い洗剤は使わない。
3スリッパを履く事
4大きな傷(地肌が出るような)は、補修する事。

2008年9月3日水曜日

松下電工からパナソニックブランドへ

キュビオスをはじめ、松下電工商品が、松下電工ブランドからパナソニックブランドへと移行します。
システムキッチンは、GENEO FITi オーメードが、パナソニックキッチン リビングステーションになります。
パナソニックキッチン リビングステーションLクラスとSクラスに分類分けされており、Lクラスは高級志向で、Sクラスは一般向け商品です。
ここで、注目するのは、Sクラスです。
今までの一般普及タイプのはずですが、扉や設備機器は共通だということです。
ユニット(箱)と引出のレールが高級品(L)と一般普及品(s)の主な違いですので、プランニングで色々なアイデアが浮かんできます。


パナソニックさん、やってくれます。Lクラスは、5年間の保証が付いてきます。
5年間保証の条件は、認定施工設置店での設置が基本条件です。
西原工房は、元々、認定施工設置店でしたので、この度もパナソニックキッチン リビングステーションの講習に参加してきました。埼玉の工場内に「太田道場」と言うシステムキッチンの講習道場があります。
講師は毎度おなじみの講師で顔なじみなので、講習と言うほどの物ではないのですが・・・

講習内容は、
新しい、キッチンの組み立て手順や、梱包物の確認、組立の際のコーキング箇所の確認、必要になると思われる工具類の確認、取り付け施工の手順の変更点(対応補強桟)‥です。
一番大事なのは、メーカーが5年間の間、商品を保障すると言う事の重大性に関して、議論、意見交換が行われました。
ここで更に重大なのは、認定施工師が施工をして、確認印が無いといけないと言う事。
簡単にいえば、「認定施工師が、施工に関しては5年間責任を負ってくださいね」と言う事なんです。


私も、施工には誰にも負けないと自負しておりましたが、「5年間」は長いですね。
メーカーさんも、凄い事を考えます。
とは言え、お客様には、これまでに無い、朗報ではないでしょうか!!

西原工房は、より一層努力して、丁寧、確実に施工を行ない、「5年間保証のハンコウを自信を持って押せるよう、がんばります!!注(5年間保証の手続きも認定施工師が行います。)
これからも、気を引き締め、施工に携わっていきますので、よろしくお願いいたします。